あなたの『理解する力』を鍛えましょう！！
そして、子供の『理解する力』を鍛えましょう！！
この記事では、ビジネスや勉強において様々な場面で求められる
「理解する力」の鍛え方についてご紹介します。
ビジネスや勉強において、理解力は仕事効率に影響します。
『理解する力』を鍛える方法を知ることで、同じ作業量でも結果に大きな差が生まれます。
そして、あなたが『理解する力』鍛えて、我が子に上手く伝授しましょう。
効率的に作業を進めることができれば、あなたも子供も、周りからの信頼度が向上しビジネスも勉強も楽しく続けることができます。
さらに、効率的になれば自分で時間のゆとりを生み出すことができるため、新しいことへのチャレンジすることが可能となります。
理解する力とは
理解する力とは、物事の仕組みや状況を正しく判断する能力のこと。
ビジネスは、様々な人と進めていくことがほとんどです。また、勉強でも先生から教えてもらうため、子供にも必要な能力です。
理解力がないと、周りと目的を共有が上手く行かず、非効率で成果が出ません。
自分のみならず周囲に迷惑をかけてしまうことも起こりえます。
理解力は、効率的になおかつ、短い時間で成果を出すために、とても重要な能力です。
理解するの力が高い人の特徴
理解する力が高い人が会話をしながら2つのことを考えています。その2つの特徴ご紹介します。
特徴①：相手に興味と仮説を持っている
理解力が高い人は、相手に興味を持ちます。相手の状況・立場・関心事など。
その上で、様々な仮説を持ちながら相手の話を聞いています。
例えば、相手が自分の奥さんであれば、「最近、妻は子育てでこんなことを課題に感じていると言っていたな」「会話でよく話す話題はこんな系統だな」など、相手に関心を持ち常に情報収集しています。
そして、奥さんから「ちょっと相談があるんだけど。」と話をされたと同時に、いままでの情報をもとに「たぶんこんな系統の話だろう」と予測し、自分の中でシミュレーションをした上で話を聞いているのです。
特徴②：構造化しながら聞いている
理解を早めるうえで、相手が話している内容を構造化しながらイメージして聞けるという能力も重要です。
そもそも話し手が順序立てて話をしてしてくれると、聞く側は構造化などする必要はないのですが、ほどんどの方はそのような話し方をしてくれるとは限りません。
結論を伝えたいだけなので、内容が飛ぶような話を聞くことがほとんどだと思います。
私も理解力を意識するまでは、妻の話を聞いていて、見当違いな回答をして怒られることもありました。
理解力が高い人は、どんな伝わりにくい話でも、
相手が話していることを自分の頭の中で構造化をイメージして、ひとつの物語を聞いているかのように整理し、「おそらくこういうことを伝えたいのだろう」とイメージしながら聞いています。
【論理的な思考力】を身に着けることによって、構造化ができるようになります。
理解力を高める方法４つ
理解力は、地頭の良し悪しではありません。
あなたのトレーニングによって習得が可能です。
ポイント①：視野を広くする
視野を広げると、全体のイメージや構造が見えてきます。
全体がイメージできると、いまの話が全体の中のこの部分を伝えているのではないかと、想定ができます。
例えるなら、頭の中に地図があるようなものです。
人から道案内をされて、自分の現在地が頭の中でイメージができているかどうか。
理解力がある人は、目的地までのルートをイメージできます。
ポイント②：知識の絶対量を増やす
知識の絶対量は多ければ多いほど良いです。
自分の知識という「引き出し」から、話しを合致させる可能性が高くなります。
自分の知識を補足しながら聞くことで、すべてを聞かなくても理解することができます。
日ごろから情報収集する習慣や、疑問に思うことがあれば、すぐに調べる癖をつけたりすることも効果的です。
幼い子供の『何で？何で？』と疑問を持ち、しっかり調べる習慣が身につけば知識の引き出しは自然と増えていきます。
ポイント③：パターン認識を意識する
パターン認識は、一定の規則性を理解することです。
パターン認識力を磨くことで、初めて聞くような話でも、「多分こういったことを言っているんだな」とある程度の推測が可能になるます。
例えるならドラマや漫画で、パターン認識から話の結末が分かってしまう感覚と似ています。
ポイント④：仮説思考を身につける
仮説思考とは、先の出来事を想定することです。
「おそらくこうなるだろう」と先を見通していく思考方法です。
情報の中から、「仮の答え」を先に想定した上で、その答えに必要な根拠を「逆算」で探しにいきます。
仮説思考力を磨くことで、会話中に「仮説」を立てながら聞くけるため、理解する速度が向上します。
理解力があるように見せる裏技
上記の理解力を磨くための4つの方法は、どれも即効性が得られる行動ではありません。
時間を掛けて「理解力」を磨くことは分かったけど、明日からすぐにでも変化したと考えているあなたに、すぐに実行に移せる裏技3つをご紹介します。
裏技①：メモを取りながら聞く
メモを取ることで、しっかりと話を聞いている印象を与えることが出来ます。
そして会話中にメモを取ることで、後で分からないことについて調べることができます。
注意：メモを取ることに必死になり過ぎて、肝心の内容を聞き逃す恐れがある。
裏技②：報連相（ほうれんそう）を徹底する
「報連相」（報告、連絡、相談）をこまめに行いましょう。
情報認識にズレがあると、修正に時間がかかり、結果的に効率の低下につながります。
内容に間違いがあれば、「報連相」をした相手に訂正をしてもらうこともできます。
注意：個人的な主観が入った「報連相」は逆に混乱を招く恐れがある。
裏技③：期限を確認する
業務の優先順位を考えて、期限をきちんと押さえておく。
全ての業務を依頼された順番に作業をしてしまうと、重要度や緊急度の高い業務の期限に間に合わなこともあります。
注意：重要度と緊急度の優先順位を間違えないように。
まとめ
ビジネスや勉強において、様々な場面で「理解力」は求められます。
今回は「理解力」を磨く方法についてお伝えしました。
ビジネスや勉強を効率的に進めるうえで必須のスキルです。
ただし「理解力」 は、すぐに向上するものではありません。
時間を掛けてゆっくりしっかり「理解力」を磨くことで、日々の時間を有効に使えることは間違いありません。
あなた自身だけでなく、我が子の「理解力」を磨いてあげることが出来れば、どんな場面でも必要とされる人になります。
効率的に作業を進めることができれば、我が子は、周りからの信頼度が向上しビジネスも勉強も楽しく続けることができます。
